
FX(外国為替証拠金取引)の紹介サイトです。
FXで利益を出すには
FXチャートの分析の仕方としてテクニカル分析という方法があります。テクニカル分析とはチャートの流れを見て為替の変動を予想するものです。例えば、昨日のドル円は100円で今日のドル円は101円だった場合に、「ドル高円安傾向にあるから今のうちに買い注文を出そう」と予想を立てることを言います。
他にも長い間高値がついたからそろそろ落ちるだろうと予想して売りポジションを出したり、下がり続けてたものが突然上がりだしたから次は買いポジションだ、などと予想することもあります。
為替の買い時、売り時の目安として以下のグラフをご覧ください。(※このグラフは実際の為替の動きとは関係ありません)
左の赤丸が売り時を表し、右の赤丸が買い時を示しています。
上のグラフをローソク足と言い、たくさんあるローソクの一本に一日分の情報が入っています。ローソク足には始値、高値、安値、終値の4つがあり始値は今日の始まりの時の価格を示し、高値、終値は今日一日でついた最高値、また最低値を表します。そして終値は今日の最後についた価格を表しています。
![]() |
下がっているときのローソク足の読み方です。 | ![]() |
上がっているときのローソク足の読み方です。 |
為替の価格は常に変化しているのでいま利益が出ていても、一時間後にはマイナスになっているということも起こり得ます。さらに、ポジションを持ったまま何日間も放置しておくと大きくマイナスになることもあります。
さて、ここで本題であるFXで利益を出すにはどうすればよいかですが
FXで利益を出すために重要なことは損失を出さないことです。FXではプラスになるかマイナスになるかの2つしかありませんので損失を出さなければ必ずプラスになります。
しかし、どうやっても毎回プラスと言うことは起こりません。必ずどこかではマイナスになってしまいます。そして、その時にどう行動するかで利益を出せるかどうかが決まります。
そこで、必要になるのが損切りです。損切りとはマイナスになっている状態の時に、これ以上損失を出さないために決済することです。損切りの金額は自分で決めておきましょう。また、決めた額までマイナスになったら自動的に決済してくれるように設定しておくと便利です。
利益を確実なものとするために、コツとして以下の方法があります。
黄色のまるの位置で買いポジションを得た場合に、買った場所から少し上がったところ(赤線の位置)で損切りを設定します。そうしておけばそこからさらに上がればその分が利益になりますし、もし下がっても買った位置よりは上に損切り注文をしてあるのでその分の利益は確保されます。
上の水色の線のところに指値注文をしておけば赤線と水色線のどちらかの位置で決済されますので安心です。